遺族、家族から見た終活 第1段
近年終活、人生の終わりに向けての活動が話題となっています。家族、お子様、親族、友達、近所の方、大家さん等に極力迷惑をかけないように最低限の情報と家財の整理、お墓を決めたり遺影の撮影を事前に行ったりと様々ございますが実際の状況と共にお役立ち情報をお届けしたいと思います。
第1段は、いる・いらない・すてるです。
2割ほどのお客様はご自分で身軽にし老人ホーム等の施設に入られほとんど問題が起きない状態にされています。
事前に整理に立ち会いし必要な物、知人、家族に譲るもの(アルバム、趣味の物、衣類、家具、家電)ご自分が最後まで使う物を決めます。次に売る物、本・CD・DVD・ゲームソフト・家具・家電・高級バック・切手・貴金属・衣類・乗り物等種類ごと【本・CD・DVD・ゲームソフトなど】【家具・家電・雑貨など】【高級バック・切手・貴金属・商品券・古銭・香水・お酒・テレホンカード等】に分け各専門業者に来てもらったり、持ち込んだりすると良いと思います。※コツ、持ち込みの場合1度にたくさん持って行きすぎると一品一品の単価が安くなりがちです。少しずつが良いでしょう。(個人の感想です。)
上記のように最後まで使う物や譲るもの売るものと決めたら残りは処分するものとなります。
処分の方法ですが、自治体のゴミとしてすてる。他に不用品回収業者に頼む方法がございます。自治体でのメリットは安価で出すことができます。デメリットは重い家具も自分達で外(指定の場所)まで出さなければなりません。また、自治体により異なりますが出せる品物の点数に限りがございます。日にち時間にも指定が有りますので時間が合わないことも大きな問題となります。シルバー人材等利用するもやはり高齢者が多いので出来ないこともございます。
不用品回収業者でのメリットは家の中からの搬出、時間の指定(土・日・祝日も通常通り)が出来ます。とにかくお客様は何もしなくても良いということが最大のメリットとなります。デメリットは逆に高額になることがございます。人数をかけて解体、搬出を行いますのでどうしても費用はかかります。
時間、人手がある場合は自治体での処分が良いと思います。
また、時間、人手に不安がある場合は不用品回収業者に依頼されることをオススメ致します。